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山のふるさと村ホームページ

東京都立奥多摩湖畔公園

山のふるさと村   ビジターセンター

〒198-0225 東京都

西多摩郡奥多摩町川野1740

TEL&FAX 0428-86-2316

yamafuru@hkr.ne.jp

西多摩地域の子ども会イベント

「夏休みの楽しい思い出として、子供達の記憶に残る体験を」

 という保護者の方の要望を受けて、

 スライドショーとガイドウォークを組み合わせて実施しました。

 

 事前の電話打ち合わせにて、

 動物への興味がある子どもが多いと伺っていたので、

 最初のスライドショーは「山ふるに棲む動物たち」をテーマに実施。

 食べ痕の写真から何の動物のしわざかを当てるクイズをしている内に、

 野外への期待度がむくむくと高まっていったようでした。

 

 その期待通り、森の中に出かけた途端、

 テンのフンやシカの角研ぎ痕、リスの食べ痕など

 スライドに出てきた動物たちの痕跡を次々と見つける子どもたち。

 「こんなところに動物が来るんですね」と驚く保護者の方も

 多かったです。

 固いクルミの殻をどうやってリスが食べているのか、

 自分たちでクルミ割りをして実際に考えてみたり、

 他の動物がどんなものを食べているのか、想像しながら探したり。

 

 あっという間の一時間でしたが、

 最後のまとめのお話の時には、子どもも大人も

 始まる前と表情が全然違っているのが印象的でした。

 「帰ったら家の周りでも生きもの探しをしてみたい!」なんて声も。

 

 人間の生活のすぐそばに生きものが暮らしていること。

 当たり前だけれど、ついつい忘れがちなその事を、

 これからの暮らしで意識してもらえたら嬉しいです。

英会話クラブの子どもたち

子ども英会話クラブの夏のお楽しみ合宿として

山のふるさと村に泊まりにきた子どもたち。

 

飯ごう炊飯をしたり、テントに泊まったりする事だけでも大満足だけど、

せっかく森の中に来たのだから少しくらいは歩きたい。

そんな担当の先生のご希望を受け、セルフガイドをおすすめしました。

 

セルフガイドは、ネイチャートレイルという遊歩道沿いに設置した

森の看板と番号の場所で

専用の用紙に書かれている質問に答えていくというもの。

質問に答えていくうちに、

普段は通り過ぎてしまいそうな自然のメッセージに気づいたり、

森に棲む生きものたちの存在を見つけられるようになれます。

 

インタープリターは、用紙の使い方や歩き方の説明をしつつ、

今の時期に見られる旬のトピックスをご案内。

この時はアカマツの木が多いゾーンでよく見つかる「森のエビフライ」と

森の中にひっそりとたたずむ「ゆうれい花」を紹介しました。

 

ふしぎなキーワードを言われた子どもたちは、

どんなものなんだろう、と首を傾げつつも「見つけてくるね!」と

手を振って駆け出していきました。

 

 

約一時間のコースを歩いて帰ってきた子どもたちの手には、

たくさんの発見と森で見つけたおみやげが。

紹介したエビフライもゆうれい花も、しっかり見つけてきたとの事。

見つけたおみやげ全部を持って帰ってしまうと、

それを食べたり利用したりする生きものたちが困ってしまうので

みんなで話し合って、森に返していく事になりました。

 

「今度来た時に、また見つけるから大丈夫!」

そう笑う様子には、頼もしささえ感じました。

そんな探す力や、この森で見つけた自然の面白さを、

家に帰っても忘れないでもらえたら嬉しく思います。